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作品ギャラリー:2012年

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2012年

水

「水」の浮かぶイメージは、清流のせせらぎや海の中から見上げた時のゆらぎだった・・・今までは。
3.11の盛り上がる黒き水。イメージが激変してしまった。
陸の深くまで流れて行く黒い水。
追悼の気持ちを込めて、3.11の星座、魚座を夜の空に光らせました。
(第60回独立書展より/180×180cm)

※画像をクリックすると、スワロフスキー(右側)をちりばめた表装がご覧になれます。
 
山頭火の句「ひとり ひっそり 竹の子 竹になる」

山頭火の句
「ひとり ひっそり 竹の子 竹になる」

昇仙峡の奥にある、廃校になった小学校でひとり作品制作。
山頭火の句集を読んでいると、心を打つ言葉が・・・
「ひとりひつそり 竹の子竹になる」
だれもいない教室で、白い紙に向かって自問自答する。
一枚でいいからまともな作品が書きたい!と。
ひとりでひっそりと鍛錬する。
いつかは竹になりたい。
(第55回徽墨会展より/90×120cm)
 
河

縦線、横線、丸・・・。
単純な線の造形で作り上げてみたかった。
言葉の内容は考えず、線表現だけを追求した作。
(2012年毎日書道展新会員作家展より/90×90cm)
 
命

大切な友を失った。
47歳・・・明るく生き抜いた友。
訃報を聞き、病院に駆けつけた。
冷たくなった彼女との対面・・ただ涙が溢れる。
線に命を込めたい。
張り裂けそうな想いで筆を運んだ・・・。
(第64回毎日書道展より/135×105cm)
 
川崎勝信の句「暮れゆけば天に影なす大富士の 傾りさやかに一刀の反り」

川崎勝信の句
「暮れゆけば天に影なす大富士の
 傾りさやかに一刀の反り」

西嶋和紙職人の笠井正大さん作の富士山和紙に、富士吉田在住歌人の川崎勝信さんの句を書きました。
富士山が漉いてある和紙は、雲海が加わり、幻想的な雰囲気の表現になりました。
周りに甲斐絹の糸が漉かれた和紙で表具され、表具師石部尚樹さんセンスが光ります。
歌人、和紙、雨畑硯、表具、書・・・全て山梨の作品です。
(第7回大銀座ふるさとやまなし芸術祭より/60×90cm)
 
山頭火の句「椿のおちる 水のながれる」

山頭火の句「椿のおちる 水のながれる」

笠井さん作の水の泡のような模様の和紙に、水の句。
軸先を覗くと、石部さんの遊び心の赤い花が見えます。
和紙、表具、言葉が一体となった作。
(第7回大銀座ふるさとやまなし芸術祭よりより/95×54cm)
 
静

昇仙峡の奥に佇む御嶽文芸座。
廃校になった小学校を、アーティストに解放している。
小川のせせらぎ、風の音、鳥のさえずり・・・。
音は聞こえるけど、自然の音はとても静か。
自然の素材、白い和紙だけの表装。
(第7回大銀座ふるさとやまなし芸術祭より/125×42cm)
 
山頭火の句「生死の中の雪ふりしきる」

山頭火の句「生死の中の雪ふりしきる」

笠井さんに漉いていただいた厚手の落水紙。
上はたくさんの水を落として、下は落とさない・・・。
ぽつぽつのコントラストが絶妙で、降り積もる雪の句にピッタリです。
いい着物を着させていただいて、その作品を発表できる・・・書家として最高の喜びです。
(第7回大銀座ふるさとやまなし芸術祭より/172×36cm)
 
臨美人董氏墓誌銘

臨美人董氏墓誌銘

隋時代の美しい墓誌銘の臨書。
美人とは官職名で、蜀王に仕えていた董美人が若くして亡くなったため、蜀王が哀れんで残した墓誌銘。
若くして亡くなった親友のために、書き残したいと思って書いた作です。
(第29回山梨独立書展より/90×90cm)
筆に想いを込めて 書家・石原美歩
 
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